• 公開日:2015年05月06日
  • 最終更新日:2017年08月17日
フェレット

フェレットの鳴き声は知っていますか?
犬や猫と違い飼っていないと知らないのではないでしょうか。

フェレットは鳴かない動物?

他の動物に比べ近所に迷惑になるような鳴き方はしませんが・・・

鳴きます!

フェレットは犬などと違い、無駄吠えがありません。
なので、鳴き声による隣家や隣室トラブルに繋がる可能性はほぼないでしょう。

ですが、フェレットは感情などは声に出してサインを出せる動物なのです。
精神面が体調や鳴き声ですぐわかるのも、フェレットの特徴のひとつです。

その時に決して怒鳴ったり叱ったりしないでください。

フェレットはとても頭のよい動物です。
無駄吠えもしません。感情があり、鳴いている理由があります。

その感情を否定せず、「なぜ鳴いているのか」理由を考えてあげてください。

どんな時にどう鳴くの?

ベビー鳴き

1〜3ヶ月くらいまでのベビーは、個体によっては「キャンキャン」鳴きます。

時には犬のように「ワンワン」鳴くので非常に愛らしいです。
鳴くのはベビー時のみなので、記念に動画など撮っておくことをオススメします。

かまってほしい時

「クークー」と苦しそうな声で鳴きます。
大人の仔は「グーグー」だったり、「ボエエエエエエ」だったりします。

ケージに入れっぱなしの仔によくみられる声です。
夜中中鳴き続けることもあります。

「かまってほしい」
「遊んでほしい」
「運動したい」

などストレスがたまっていることを表しています。
一生この声を出さずに生活している仔もたくさんいます。

なるべくなら聞きたくない悲しい声です。
ケージは家であり、牢屋ではありません。
フェレットは都合のよいおもちゃではなく、飼い主さまの家族です。

放牧時間を増やし、自由な時間を作ってあげることで軽減、改善することができます。

もし、この声をかわいいと思っている飼い主さんがいるのなら、
考えなおして、もっと自由な時間を作ってあげてくださいね。

ちゃんとしつけをして環境を整えれば、一日中放牧で問題のないペットですよ♪

遊んでいて興奮している時

「クックック」、「コッコッコ」と鳴きます。

声の間隔が短いほど興奮状態は高いようです。

おもちゃもですが、スーパーの袋、タオルなどでも喜んで遊んで声を聞かせてくれます。
フェレットにとって一番大切な鳴き声です。

毎日たくさん鳴かせてあげてくださいね。

威嚇している時

「シャー!」、「シーッ!」

肉食動物なので威嚇もします。
獲物(おもちゃ)を捉えたときに手を出すと取られると思うのか威嚇して「シャー!」「シーッ!」

遊んでいて興奮しているときにもテンションが上がっているのか、鳴きます。
おもちゃや、他の仔とじゃれていて「シャー!」「シーッ!」

決して凶暴ではありません。
微笑ましい目でみてあげてください。

痛い時・びっくりした時

「キャンっ!」や「キュー」など鳴きます。

一瞬ですがかなり大きな声です。
ケージに手を挟んでしまった、などの不慮の事故で鳴きます。

恐怖、痛み、

極度にストレスがたまっている時にケージの中で「出して!」と鳴くこともまれにあるようです。

こちらも、一生聞かなくてよい鳴き声です。

※ちなみに寝言でこのような大きい声を出してしまう仔もいます。


このように、フェレットは何種類かですが、鳴くことができます。

その声に耳をかたむけてあげること。
決してフェレットが鳴いても怒ったりしないこと。

噛むのも、鳴くのも、
いい子になるのも、凶暴な仔になるのも、

すべて飼い主さま次第なのですから。

鳴き声でコミュニケーションがとれるなんて、うれしいですね♪