• 公開日:2015年05月04日
  • 最終更新日:2019年01月31日
フェレット

ファーム。
フェレットの繁殖場です。
ファームごとのいろいろな改良により、今のペット用のフェレットになりました。
場所によって、性格、体型、顔と、少しずつ違います。

ここで、自分にあったファームをみつけてみてくださいね♪

マーシャルフェレット(アメリカ、ニューヨーク)

体重:およそ0.8〜1.5kg
体は比較的小型で細身。
右耳の後ろに丸く青い入れ墨が2箇所入っているのが特徴です。(ひとつは避妊・去勢手術完了、もうひとつは臭腺除去完了の意味)
温和でおとなしく噛みグセが少ない仔が多いと数あるファームの中でも一番の定評があり、初心者向けです。
首にマイクロチップが入っています。

日本に初めてフェレットを輸入したことでも有名です。
アメリカではペット用の700万匹以上のフェレットの8割以上がマーシャルです。

第1期予防接種済み。
国際フェレット協会発行の手術保証付き証明書付き。

もし万が一手術が不完全だった場合は、無料で再手術が受けられます。

パスバレーフェレット(アメリカ、ペンシルバニア)

体重:およそ0.8~1.5㎏
体はしっかりとしていて病気にかかりにい頑丈なフェレットが多く、顔はまるっこいです。
カラーバリエーションが豊富。
ベビー時に、少し噛みぐせがありますが、比較的おとなしい方なので、初心者向けでもあります。
ペット用フェレットを繁殖している最大のファームで、入荷も安定しています。

「最高品質のフェレットとフード」をスローガンに掲げていて、マーシャル社の次に人気があります。
ペット用フェレットではファームはパスバレーが最大です。

マウンテンビューフェレット(アメリカ、ニューヨーク)

体重:およそ0.8~1.5㎏
顔がまるく、体つきはしっかりしています。
大きさ、性格、カラーともにマーシャルに似ています。
耳にマウンテンビュー出身を示す入れ墨が入っているのが特徴です。
オスは大きくなる仔が多いです。
過去に日本で流通していたこともありますが、現在では日本での入手は大変困難となっています。

ルビーフェレット(アメリカ、アイオワ)

体重:およそ0.8~1.5㎏
ベビー時よりしっかりした体つきをしており、顔はまるっこい。
日本にはごくわずかしか入ってきません。
65年(フェレットは約50年)の繁殖歴があり、スカンク、アライグマ、フェレットの繁殖場としてアメリカでは有名なファームです。
毛皮用ファームだったため毛並みがよいのも特徴です。
個人ブリーダーによりパスバレーを数種類掛けあわせたものを繁殖させており、性格、体つきに大変個体差があります。

カナディアンフェレット(カナダ、バンクーバー)

体重:およそ1.0㎏~1.8㎏
体はがっちりとした骨太の個体が多く、顔はまるっこい。
オスは特に大きくなります。
噛みぐせが強く、根気よくしっかりとしたしつけが必要です。
耳にはリアルカナディアン社のファーム出身を示す「x」か「Y]の入れ墨がオス、メスでわけられて入っています。
リアルカナディアン社のフェレットはとても高価で入手困難と言われています。

カナディアンフェレットには、耳に「一」の入れ墨がある仔、入れ墨がない仔がいると情報があります。
詳細は不明です。

ニュージーランドフェレット(南島、サウスアイランド)

体重:およそ1.0㎏~1.8㎏
オスは特に2kg以上になる個体もおり、大きく育ちます。カラーバリエーションは少なめ。
噛みグセは強いです。
体は大きくぽっちゃりになる個体が多く、独特のパンダ模様、ぬいぐるみのようなまるい顔に人気があります。
原種に近く、毛は長め、触り心地はぽっちゃり体型も伴いとてもよいのも特徴です。

2002年よりニュージーランドではフェレットの販売、繁殖を禁止しているようです。

ミスティック(ニュージーランド・北島)

体重:およそ1.0kg〜1.8kg
大きくなる個体が多く、ベビー時の噛みぐせも少しあり、しつけが必要です。
カラーバリエーションは少なめですが、増えてきています。
お腹にミスティック社のファームマークを示すナンバーの4桁のコードの入れ墨があるのが特徴。
とても目立つので、見分けやすいと定評があります。

ファー・ファーム(中国)

デンマークのファームを中国に移転したファームです。
毛皮用として繁殖していただけあり、毛質もよく、毛が長いのが特徴です。
個体の絶対数が少なく、価格が上がりがち。
長毛種をアンゴラ、短毛種をスカンジナビアと呼び、どちらも繁殖しています。

アンゴラフェレット

体重:1.0~2.0㎏
体は大きく筋肉質で、存在感のあるたっぷりとしたふさふさで柔らかく長い毛を持っています。
気性が荒い個体が多く、しっかりとしたしつけが必要です。
鼻の形も上を向いていたり、毛が生えていたりします。

アンゴラフェレットに限り、アンダーコート(柔らかい毛)のみで毛質が構成されており、更にアンダーコートが5cm〜10cmと長くなっています。

もともとは突然変異で誕生した個体を固定させたものです。
カラーバリエーションは豊富ですが、数が少なく、珍しいので価格も高くなりがちです。
「フェレットオーナーの憧れ」とも言われています。

スカンジナビア

アンゴラフェレットの特徴的な長毛を短くしたイメージ。
アンゴラとほぼ同じほどの体つき、性格をしており、しっかりとしたしつけが必要になります。

ニューワールド(アメリカ・ニューヨーク)

外見はマーシャルのフェレットと似ており、細めのフェレットが多いです。
日本に輸入される数は少ない。

テキサス(アメリカ・テキサス)

パスバレーのフェレットに似ており、カラーバリエーションが豊富です。
性格は個体差が激しい。

エルフィン(オセアニア)

骨太で大きくなるフェレットが多く、まるい顔と体が特徴的です。

フェレッツェン(ドイツ)

狩猟用として繁殖しています。
大きくしっかりとした筋肉質の体つきをしています。
狩りに使われるため、日本での入手は困難です。
ペット用ではないため、凶暴性が強く、去勢もしていない個体も多いです。

ネザーランド(オランダ)

長毛種のアンゴラを扱っています。
体は大きく、骨格がしっかりしています。
ファーファームと同じで絶対数が少なく、価格が上がりがちです。

インターフェレット(日本)

ファームではなく、個人ブリーダーにより生産されたフェレットをアメリカより輸入している数少ない国内のブリーダーです。
他のファームと違うのは生後6ヶ月以降、1年以内に避妊・去勢手術を行うところです。
早期手術を避けることで、副腎のホルモンの乱れを防ぎ、老齢期に多く現れるさまざまな病気の予防になるようです。

フライヤーズ

情報なし

ピーターセン

情報なし